【REVIEW】 Layne “ボーイズドントクライ”

悲しい気持ちなんてものは無くなるだろう。
Layne 2nd Album “ボーイズドントクライ”

 

僕はロックンロールが好きだ。かっこいいものが好きだ。だからLayneが大好きだ。彼らを初めて聞いたのは確か3年前。どこからか流れてきたURLにアクセスしたら流れてきた〝ステイウィズミー〟にノックアウトされてしまった。そんな彼らが満を持して2nd Album「ボーイズドントクライ」をリリースした。彼らの成長を、かっこよさを、そして曲に込められた想いを、アルバムを通して感じてみようじゃないか。

 

 

01. 台風がきてる
オープニングとは斯くあるべきだ。これからの展開をワクワクさせてくれる曲であるべきだ。爽やかなサウンドに疾走感のあるテンポ。一体これからこのアルバムはどんなストーリーが詰まっているんだろう?初っ端からそう感じさせてくれる曲だ。

 

 

02. ボーイズドントクライ
アルバムの表題曲〝ボーイズドントクライ〟正直言って「かっこいい」以外の言葉が出てこない。いや、それがもう全てなのだ。この曲に10代の頃に出会いたら僕は今どうしていただろうか。僕らが青春時代にBUMP OF CHICKENを追いかけていたように、きっとこの曲に出会うことで何かが変わるだろう。現在、10代を生きる若者、恋敗れた男性たち、何かを成し遂げた大人たち、失敗して凹んでいる人たち…。立場や年齢なんてどうでもいい。必ずあなたの人生の大切な曲になる。

 

03. 暮れなずむ
一、二曲目とは打って変わって、しっとりとしたナンバー。サウンドも歌詞も歌声も切ないんだけど、どうにも僕は応援歌じゃないかと感じている。「切なさを言葉に変えて」というフレーズ、最後の最後に「明日には言えるかな」と歌うのを聞いていると、未来に対しての希望を歌い上げているんじゃないかなと思う。

 

 

04. 悪魔と暮らそう
軽やかで跳ねるようなイントロから、
嫌が応にもテンションの上がる曲なのは明白。
どこか懐かしく少しブルージーなサウンドが最高にクール。
これこそLayneの持ち味というべきナンバー。

 

05. サントリナ
今までとは一風変わった曲だ。心地いい明るい雰囲気のミドルナンバーだけど、なんだか、どうしてか少し切なさも感じる。多分それは歌声から発される妙な色気のせいか。僕がフロントマンならこんな歌声になりたかった。そう思わせてくれるほど、声に引き込まれた曲だった。

 

 

06. 素直になれば
このアルバムで僕が1番好きな曲だ。「素直になれば、大人になっちゃって、丸くなったねって言われることが怖かった。だけど揺るぎない一つがあれば良い。あなたの前では せめて」なんだかひどく胸に刺さる。きっとこの曲は5年前に聞いていたら違うニュアンスで聞いてたんじゃないかな。良い大人になったからこそ響く。素直になれない全ての大人へ捧ぎたい。

 

07. ラズベリーソング
曲名のように、サビの歌詞のように、甘酸っぱい名曲だ。僕はLayneが好き。特に詞が良い。特にこの曲は音も歌詞も、なんだか懐かしい気持ちにさせてくれる。初めて音楽を自分から聞き始めた小学生の時みたいな気持ちにさせてくれる。ロックンロールのかっこよさもあるけど、90年代のポップスみたいなキャッチーさもあって、なんだか聞けば聞くほどこの曲に良さに惹かれてしまう。

 

08. ROLL
ああ、どうしてこんなにも心ときめかせてくれるものばかりなんだろう。正直、この曲は初めて聞いた時はそんなに好きではなかった。あくまでこのアルバムの中では…の話だけど。でも初めてサビを聞いた時、さっきまで聞いてたイントロからの部分も含めて、今では今作の上位に入るくらい好きだ。少しブリットポップのような匂いのする曲の展開にサビのリズム、最後のサビが終わった後のギターソロ。そんな全てがとても好き。

 

09. 恋をする
最高!バチバチに気持ちいい疾走感溢れるスタンダードなロックナンバー。いや、ロックってこうじゃなきゃな。本当にこれは持論だけど、いい曲は聴いた瞬間に何かイメージが浮かぶものだと思ってる。この曲は青空と夏と、車(それもオープンカー!)そんな世界に入り込んでる自分をイメージしてします。たったの3分50秒。たった3分50秒だけど、自分を素敵な世界の主人公にしてくれる曲だ。

 

10. 楽しい二人
カントリー調のミディアムナンバー。その語りかけるような歌い方のせいなのか、寂しくもあり、ハッピーでもある不思議な曲だ。割とどこにでもあるような、そんな日常を歌う〝楽しい二人〟休みの日にコーヒーを入れて、何気ない日々に感謝ながら聞きたい一曲だ。

 

もうアルバムを聴いた人もいるだろうし、まだの人もいるだろう。中にはLayneを知らなかった人もいるんじゃないかな。一人ひとり、解釈なんてものは違うだろうし、100人いれば100通りの感想があるだろう。だけどひとつだけ言えるのは、きっとこのアルバムを聞けば悲しい気持ちなんてものは無くなるだろう。そう、きっと台風が最大風速で、吹っ飛ばしてくれるはずだ。

 

Layne
萩本あつし(Vo./Gt.) , 上田夏海(Dr./Vo.) , 原元由紀(Ba./Vo.)神奈川県藤沢市にて結成されたLayne。2017年ファーストフルアルバム「Be The One」にて全国流通盤デビュー。ブリティッシュサウンドに影響を受けたその瑞々しいバンドサウンドはコレクターズ古市コータロー氏など、高い評価を受けた。その後精力的に活動を続けるも、2018年10月ギター渡辺岳が家庭の事情により脱退。デビュー後僅か1年に満たない期間でメンバーの脱退という大きな悲しみを経験し、新たにスリーピースバンドとして再出発を図る。2018年、10月数量限定3曲入りEP「台風EP」を会場限定盤としてリリース。その後サポートギターを迎えながら下北沢GARAGEを中心に自主企画「ON THE RUN」をスタート。2019年11月20日、セカンドフルアルバム「ボーイズドントクライ」をリリース。
Homepage / Twitter / Instagram

 

Layne “ボーイズドントクライ”

発売:2019年11月20日(水)
価格:2,800円(tax in)
品番:YRNF-0019

01.台風がきてる
02.ボーイズドントクライ
03.暮れなずむ
04.悪魔と暮らそう
05.サントリナ
06.素直になれば
07.ラズベリーソング
08.ROLL
09.恋をする
10.たのしい二人

 

Layne 2nd Album『ボーイズドントクライ』リリースツアー

2020.1.16(木)
神戸Varit
OPEN18:30 / START 19:00
TICKET 前売り 2,800円 / 当日 3,300円(ドリンク代別)
[ BANDS ]Layne / THE TOMBOYS / ムノーノ=モーゼス

 

2020.1.17(金)
大阪Pangea
OPEN18:30 / START 19:00
TICKET 前売り 2,800円 / 当日 3,300円(ドリンク代別)
[ BANDS ]Layne / 愛はズボーン / Transit My Youth

 

2020.1.31(金)
下北沢BASEMENT BAR
OPEN18:30 / START 19:00
TICKET 前売り 2,800円 / 当日 3,300円(ドリンク代別)
[ BANDS ]Layne / 錯乱前戦 / 2

 

チケットはプレイガイドにて発売中!

 
 

written by : YUTO
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